●第6分科会
戦後60年、
若ものと語ろう平和と憲法
助言者 みんなの夢の音楽隊
司 会 西 村 幸 吉
記 録 矢 野 今日子
参加人数 16人
こちらの分科会では、分科会テーマにこだわらず、戦後・平和に係わる活動をになってきた人々が高齢化する中で
その思いをどう若い人達に伝えていくかということをテーマに話しあいました。
新座ピースフェスティバルに参加した「みんなの夢の音楽隊」のメンバー数名に参加してもらい、自分達が今行っていることとの関わりで、平和への思いを語ってもらいました。
いろいろと話す中で、「今の若者は平和の問題に無関心」とか「人とのつながりが疎遠」というような先入観で若者を見るのではなく、もっとどんどん語り合うべきではないか。むしろ「大人」の側が、若者に対して壁をつくっているのではという指摘もありました。
また「今の若い人は行動しないと思っていたが、今日こんな若者達とふれあえてうれしい」という声もありました。
その反面これからどう「運動」を作っていくかという部分になると、人と人とのつながりは大切にするが、いわゆる「運動」に参加しているのではないという若い人からの発言もあり、微妙に世代のずれが感じられる部分もありました。
平和は大切、そのためになにかできることをしたい、という共通の思いはお互いに確認しつつ、なにをどうやっていくのかという点は今後の課題となりました。
それを具体化するには、もっともっとお互いの遠慮のない話し合いの場が必要ではないでしょうか? 機会があればどんどんまわりの若者に思い切って自分の気持ちをぶつけてみてはいかがでしょう。