● 母親大会とは
1945年、ヒロシマ・ナガサキの被爆に続き、1954年のビキニ水爆実験で三たび死の灰の犠牲者を出した日本の母親たちが、「子どもたちを核戦争から守ろう」と原水爆禁止の運動を始めました。
この声は平塚らいてうらにより世界に伝えられ、世界母親大会がスイスで開かれました。日本代表を送り出すため、1955年、東京で第1回日本母親大会が開催されました。
それから63年、「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」のスローガンのもとに、多くの団体・個人が毎年母親大会に集まり、問題を話合い行動をすすめています。
● 新座母親大会は…
年1回、母親たちを中心に広く市民が参加し、分科会や全体会で、話し合いや学習を重ねています。1975年の第1回大会から、今年で第43回を迎えます。
大会の運営は、母親連絡会が毎年実行委員会を発足させておこなっています。現在、16の市民団体・グループと地域から参加する個人で構成されています。
● 母親大会の参加者は…
母親だけでなく、父親・若者・高齢者など、女も男も誰もが参加できます。そして参加者の、あらゆる立場や主義主張を大切にして、お互いの一致点を見つけあいながら、自由な話し合いがすすめられています。